通学・通園・通勤など、毎日の検温が必須となっている方も多いと思います。我が家も幼稚園児と夫が毎朝検温しております。
今まで脇に挟んで測る体温計を使用しておりましたが、毎日となるとやはり数秒で完了する非接触型の体温計の方が楽ですよね。
そこで、非接触型の体温計を探すものの…売り切れ。あるのは体温計ではなく「温度計」と表記されて売られているものばかりでした。
そんな中、「体温計」「非接触型」の両方を満たす商品を発見し購入してみましたのでご紹介します。
※この記事作成中に売切続出となってしまった為、今すぐ欲しい方向けではない記事です。
商品説明

私が購入した時は楽天市場で6,050円(税込)でしたが、公式オンラインショップでは現在5,500円(税込)になっています。※2021年4月23日現在
ショップによって値段の変動がある商品なので、一応広告貼っておきます。
2020年7月上旬に発売されたものです。
皮膚赤外線体温計・耳赤外線体温計です。オムロンの電子体温計と同じように、管理医療機器として認証を受けているようです。管理医療機器の販売許可をとっているショップでしか販売等は行えません。転売ヤーたちが手を出しにくい商品でもあるので、商品の管理面などで安心感がアップしますよね。
裏表紙には
- Designed&Developed in JAPAN
- MADEINCHAINA
と記載されています。
発売元は株式会社ケイジェイシーで、その関連会社(株)エジソン販売で販売されています。赤ちゃんの歯固め用品 カミカミBabyバナナなんかは、赤ちゃん用品店で見たことある方が多いのではと思います。
公式オンラインショップでも購入できます。2020/8/5現在、売り切れのようですが再入荷のお知らせも受け取れるようです。入荷まで待てるという方は、公式オンラインショップでの購入もおすすめです。
商品の詳細も確認できるので、URL載せておきます↓


使用方法
簡単です。
<おでこ>
- メモリボタンを押す(電源ON)
- スタートボタンを押す
- おでこを左→右(右→左)にスライドさせる(ピピピピピ…と鳴り続けている間)
- 音が鳴ったら検温完了※37.3℃以下の場合↑の音と同じなので気付かないと思います
- 自動で電源OFF
<耳>
- メモリボタンを押す(電源ON)
- キャップを外す
- 耳の穴にゆっくり挿入
- スタートボタンを押す
- ピッと鳴ったら検温完了※この音の後にピピッと鳴ったら再測定可能の合図
- 自動で電源OFF
- おでこの場合は、接触ギリギリ(0.5cm推奨)で計測すると良い
- 耳の場合は、先にティッシュで耳の汚れを拭き取ると良い
- 連続測定は3回までで!それ以上は10分以上置いて待ってから
電源は30秒経つと自動でOFFにされますので、逆に電源をOFFにするボタンはありません。
※は説明書を読んでも、どの音だろう、何の音だろうというものだったので、カスタマーセンターに問い合せしたら丁寧にその場ですぐに教えていただけました。
メリット
寝ている隙に測れる
我が家の脇に挟む体温計は、
- 脇に挟まなくてはいけない
- 暗い部屋だと体温計が見えない
という点で、夜中熱が上がっていないか寝ている隙に測ろう、朝方熱があったら起こさずそのまま寝かしてあげよう、というのが出来ず起こしてしまっていました。
しかしこの体温計は、非接触でバックライトも点灯、音も消せる(メモリボタン長押し)ので、とても便利です。
コンパクトで軽量
脇に挟む体温計にこそ敵わないですが、非接触型の体温計の中ではとてもコンパクトです。
電池入りで量ってみたところ、55g。
<参考>
我が家のマクドナルドのハッピーセットのトミカが30~45g程度の重さ
ファンデーション入りケースが87g
そう、ファンデのコンパクトケースより軽いんですよ~
外出先・旅行先での入り口で検温があるとドキドキしますよね。直前に事前に検温しておきたい、という時ありませんか?負担にならないサイズだと思います。
デメリット
3秒が長いと感じる人もいるかも?
今まで3秒以下で検温できる体温計だった人、じっと待っていられない年齢のお子様の場合は、もしかしたら面倒だと感じる人がいるかもしれません。
我が子の場合、3歳10カ月程度ですがじっとしていられます。本人が自分でやりたがっているので、もう少ししたらコツを教えて鏡見ながら自分で測れるのでは、という気もしています。
前髪や汗を避けなければならない
自身を測る場合はまったく気にならないのですが、子どもを測る時前髪をあげるのが少し面倒ですね。自分であげてくれれば良いのですが、おもちゃを持ってたりすると親が前髪をあげてあげます。
細かい(しょうもない)話なのですが・・・この体温計は向かい合って測る時、子どもが小さいと、しゃがんだりかがんだりして測ることになりますが、両手を同じような位置に伸ばすとプルプルなります(笑)
伝わりますかね?
しゃがみ込んだり座り込んだ形で前のめりになるので、片手は床とか膝とかにおいて支えたくなるのですが、それが出来ないので腹筋と背筋でキープしなくてはならないのです。子どもを抱きしめるような位置で、手前に寄せて測れば楽かも。
まあ、たかが3秒、頑張れって話ですけど(笑)
あとは、子どもって割といつも汗かいてますからね・・・私は湿っている程度なら測ってしまっています。不安なら耳で測れば良いですし。
性能・精度

そもそもどちらの体温計が正しいかなんてわからないので、体温に大きな差がないかだけを知るため、元の体温計とこの体温計で測ってみました。
<測定結果(体温)>
私と夫
元の体温計 | この体温計 |
36.8 | 36.7 |
36.8 | 36.7 |
36.8 | 36.7 |
36.1 | 36.5 |
37.0 | 36.7 |
こども(3歳)
元の体温計 | この体温計 |
37.1 | 36.8 |
36.8 | 36.7 |
36.8 | 36.7 |
37.3 | 36.7 |
37.1 | 36.7 |
37.4 | 37.1 |
我が家の元の体温計は予測式です。実測値で比較しないとなんとも言えないですよね。
また、試しにこの体温計で私の身体の3か所で測定してみました。
元の体温計 脇予測値 37.1℃時、この体温計は
額 | 36.9 |
耳 | 36.9 |
脇 | 37.4 |
この後バンザイして少ししてから、元の体温計で測ったら36.8℃(さっきは37.1℃)。
ではではさらに視点を変えて、両方脇で測ってみました。(この商品は脇測定は非推奨です)
元の体温計 | この体温計 |
37.1 | 37.4 |
36.8 | 36.8 |
37.0 | 37.1 |
37.0 | 37.0 |
体温の誤差って、精度の差ではなく測定箇所の差かも?
脇に挟むタイプも、保育園で測定したら37.6℃で、反対側で測定し直したら37.3℃だったりするので、どの体温計もそんな感じなのかも。
誰か発熱したらその時にまた追記します。
自分の体調は、なんとなくだるいなあとかで、この体温おかしくない?と気付けますが、子どもの場合は親が触ってみた感覚って凄い大事だと思います。体温計と、手・足・額・首などを触ってみて、食欲など総合的に体調を判断することをおすすめします。
まとめ
現時点で、体温計はまだまだ一般消費者の市場では在庫が十分とはいえません。そんな中で、何にこだわり、何に妥協して購入するか悩むところですよね。
私がこの商品の購入した理由は
- 非接触型が欲しくて
- 1万円以下なら出しても良くて
- 外国製でも聞いたことがあるブランド
だったからです。
少し前までは、体温計にこだわるなんて考えてもみなかったのですが、毎日使用する時代となった今、価格・検温速度・コンパクトさ・メーカー・手に入りやすさなど、ご家庭に合った体温計を見つけてみてくださいね。
